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「時々書くかもしれないメモ」略称「時々メモ」です。
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02・12・17 納期
昔むかし、私がデザイン会社にいた頃、取り引き先に「A社」「B社」という写植屋さんがありました。 |
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02・11・25 「茶太郎」
ただいま制作中の書体「茶太郎」は、下書きもなく、白い紙にいきなり墨で直に描いた文字を原字にしています。(今は漢字の原字を制作中です) |
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02・11・12 はるか先
次の書体は骨格からデザインする文字ではなく、紙に書いて偶然できた文字を原字にして、作る予定です。 |
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02・11・5 「豆の助」
かな書体「豆の助」ができました。「豆太郎」の漢字と組んでつかえるようウエイトや雰囲気を合わせて作りました。書体の場合、「ここで完成」というラインはひきにくく、気持ちの上でいつまでも尾をひく感覚が残ります。 |
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02・10・7 「かな」(2)
「かな」の試作をしています。 |
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02・9・23 「かな」(1)
さわやかな季節になりましたね。お変わりありませんか。 |
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02・9・11 「貴乃花」 「文字」の話ではありませんが、ちょっと「お相撲」の事を書きたいと思います。 (9月9日記) 「大相撲秋場所」が始まりました。ひざのケガで1年以上、連続休場していた「貴乃花」が、進退をかけて、今場所出場しています。もう少しケガの回復を待ってあげればいいものを、ケガが治っていない「貴乃花」に「引退か」「出場か」を迫った相撲協会の判断に少し疑問を感じます。ケガを直してまた土俵に立ちたい力士に対し、ケガが回復しないまま強引に出場させて、結果を出さなければ引退に追い込むなどという事はぜひ改めていただきたいと思います。先場所は史上最多の休場者がいました。「北の海理事長」はその対策について「親方と力士の自覚」という事をいいましたが、お相撲さんをもっと休ませてあげるとか(年6場所の他に地方巡業などある)ケガをした力士には治療に必要なだけの公傷期間を保証してあげるとか、もっと具体的にお相撲さんの健康について考えてほしいと思います。 初日、恒例の「協会ご挨拶」のあと「貴乃花」が土俵の感触を確かめるように両の足の裏で土俵をなでながら去った姿が印象的でした。初日は「貴乃花」が勝ちました。強かった頃の「貴乃花」の相撲とは違う「もたつき」のようなものを感じました。そして「高見盛」を押し出したあと左足が大きく一歩後ろに残っていたのが気になりました。アナウンサーもその事を、解説の親方に尋ねていましたが、それは問題ないとの事でした。 連続休場に入るまえの最後の、あの有名な一番はその後何度もテレビで放映されました。ケガをした足はほとんど地面(土俵)につけられず、一本足で相撲を取ったといっても過言ではありません。そして武蔵丸をやぶった時、瞬間みせた「金剛力士像」のようなすごい形相。これも繰り返し放映されました。感動的なシーンでした。そして見事優勝をはたしましたが、それと引き換えにひざのケガが深刻になりました。 その時に、感動した人たちが今度は一転して「こんなに長い休場は許されない」とか「結論をだしたらどうか」とか「こんなに長く休む事に批判的なファンもいる」とか・・・。あのですね〜、私みたいに貴乃花のファンじゃなくても、もっと完全に回復するまで待ってあげてほしいと思ってるんですよ〜。 そういえば前「魁皇」が言っていました。「ファンは、ありがたいけど恐い」と。魁皇の地元の「九州場所」では魁皇に大きな声援が送られますが、結果が悪いと「ばかやろう!」とか「もう、九州に帰ってくるな!」とかヤジが飛ぶのだそうです。 「かわいさ余って憎さ百倍」のファン心理はそれとして、「相撲協会」はもっと力士を大事にしてほしいと思います。 |
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02・8・30 集中の途切れ
そうですか。M社の国際タイプフェイスコンテストが間もなく締めきりなのですね。今回が最後・・・ですか。どのような書体が誕生(受賞)するのでしょうね。今から楽しみです。 |
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02・7・31 「超明朝作成パーツセット」
柿模爺さんのサイトで「超明朝作成パーツセット」を無償配付しています。(8月末まで限定) |
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02・7・12 昔の文字と今の文字 今から29年ほど前、私は今の仕事を志していましたが、まだ希望の仕事に就けなくてバイトで事務職のような事をしていました。レタリングの仕事をしたくても「女性ではちょっと・・・」などという言葉が通っていた時代でした。 私がレタリングの仕事をしたい事を知っていた知人が、週1回発行している、ある小さな新聞社におりまして、その頃、まだ全くの素人であった私にレタリングを描かせてくれたのです。わずかな期間(知人が退社するまで)でしたがいくつか描かせていただきました。 その中で一つだけ、29年たった今でもつかわれている連載のコラムの見出しがあります。「すごく下手で」「すごく一生懸命な」小さな見出し文字です。おっかなびっくり引いた線は少しガタガタしています。ハネやハライの先はシャープに尖らなくて墨がぼたついています。新聞社の編集室の机を借りて3時間くらいかけて一生懸命に描いたのを昨日の事のように思い出します。 その後、その新聞とは15年ほど離れていましたが、ここ十何年か再びこの新聞に時々描いています。同じ紙面にそのなつかしいコラムの見出しと今現在の見出し文字が同時に載っているのです。 29年の間、編集者も編集長も何代も替わった事でしょう。しかし、そのつたない連載用の文字は不思議と使い続けられて来ました。 これまで、この新聞の編集の方にはお会いする機会もなく現在に至っております。 |
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02・6・27 筆を切る 私がいた職場ではゴシック筆を切って使っていました。筆の穂の断面は丸いのですが、筆を新しくおろす時、まず穂を水でぬらします。そして穂の根元を親指と人さし指ではさみ穂先に向かって指を滑らせます。そして筆を机の上におくのですが、この時へん平になった面を上にむけるようにします。そして新しいカッターの刃(あまり刃の先端でない方がよい)を穂のねもとから1ミリ位のところに垂直に当て、少し切り込みを入れ刃をそのまま穂先の方にずらすと、断面でいうとかまぼこのかたちに穂が削り取られる訳です。そして筆をころがしその裏側も同じようにします。次に穂先の毛を揃えるようにほんの少々押し切り、平筆のような形にするのです。 このようにして筆を三ケ所切って使っていました。初めの頃この、筆を切るという事がなかなか出来なくて先輩達に切ってもらっていました。しかしそのうち出来るようになり、その後あたりまえのように筆を切って使っておりました。 ある日のこと、いつものように筆を切っていると、時々、職場に筆を売りにくる筆職人のおじさんが来ました。「なんで筆を切るのよおー、そのまま使えるようにちゃんと作ってあるんだよー」筆作りの職人であるおじさんの声は悲鳴に近いものがありました。 筆を切ることはあたりまえのような日常だったので、私は少しびっくりしました。しかしその後も長らく筆を切っていたのですが、ある時そのまま使ってみたのです。全く問題がないばかりでなく、切らない分むしろコシがあるのです。筆を切るのは、線の両端、つまり描き始めと描き終わりの部分を整えるためのようですが、私は両端にはこだわらずコシの強さ優先で、切らない筆を使うようになりました。 |
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02・6・8 明朝体
昨日は一本の明朝体に四苦八苦しました。書体指定のないものを明朝体で描くことはあまりありませんが、明朝体の指定がされていたのです。明朝体はもともと不得手といえますが、ここ数年は、文字の骨格がすっかり「豆太郎」になっていて、ますます明朝体が描きにくいのです。「豆太郎」の骨格は、明朝体にはフトコロが広すぎます。 そうそう「豆太郎」は明朝とゴシックの中間とよく言われますが、制作する立場で言いますと中間ではなく、ずっとゴシック寄りなのです。 |
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02・5・26 おばあちゃんの「書」
しばらく前のお話になりますが、NHKの番組で、ある100歳近いおばあちゃんとその家族が出た番組がありました。 |
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02・5・21 裏と表
前回、子供のころ習字教室に通っていたものの、筆文字が身につかなかったという事をお話ししました。 |
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02・5・18 習字教室
子供の頃、小学校2年生から「習字教室」に通っていました。それは小さな教室です。M先生は教室に電車で通って来ていました。その先生が「駅弁」を買ってきて時々お昼に食べたりするのですが、私には、お習字などよりもその「駅弁」の方がずっと、ずっとうらやましく、気になったものです。 |
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02・5・15 苦手な文字
たくさんある文字の中には、比較的苦手な文字がいくつかあります。ひらがなでいうと「そ、ふ、み、む、れ」などですし、カタカナでいうと「ソ、チ、ホ」などです。又、漢字でいうと「案、今、考、多、名、・・・」などがあります。考えてみれば、これまで繰り返し何度も描いているはずなのですが・・・。いろいろ修正してみるもののなかなか形が決まりません。あれこれと手を加えれば加えるほど、目が客観性を失ってゆき、こうなったら手を止めて、ちょっと休憩でもした方がいいようです。字種によっては180度ひっくり返し、天地を逆にしてみると、原因が見える文字もあります。左右対称の骨格を持った文字、又、2つの文字が縦に並んでできた漢字などの場合は、センターのズレが発見できたりします。又あれこれ修正を繰り返している内に、ちょっとした事で形が決まることがあります。格闘していた「文字の違和感」がスッと消える瞬間です。この瞬間の感覚を探し求めて手を加え続けている訳です。しかし、うまくいかない時はしばらく文字を寝かせておきます。(時間に余裕のある仕事の場合に限りますが・・・)改めて新しい目で見てみると割と容易に原因が見える事があります。 |
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02・5・11 チーコの思い出
前回は、子供のころ飼っていた「犬」の思い出を書きました。 |
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02・5・7 テルの思い出
書体デザイナーのSさんが、サイトで発表された5月6日の日記を読ませていただきました。子供心がとても生き生きと伝わってきて、心に残るいいお話でした。 私が小学生だった頃、うちで、テルという子犬を飼っていた。 |
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02・5・6 肩凝り
マウスはキーボードの右横(右ききの人の場合)で使われる事が多いと思いますが、私は肩凝りがひどいので、それだと長時間作業できません。自分の身体の右真横にパソコン机と同じ高さの小さいテーブルを置いて、身体の右脇の位置でマウスを使っています。このテーブルは、ひじから指の先までが、しっかりおさまるサイズだという事と、マウスを使う時、肩と腕の重みをテーブルに乗せてしまい、なるべく肩を脱力しているという事がポイントでしょうか。この方法だと肩への負担がだいぶ軽減されます。(あくまで、「私の場合」ですが・・・) |
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02・5・1 「頸腕症」
しばらく前のお話になりますが、長い間「頸腕症」に悩まされていました。肩も背中も頸も、鉛の板でも入っているかのように重く、痛く、とても辛いものでした。頭が真直ぐに頸の上にのっている時はいいのですが、頭を少し前に倒すと、頸が頭の重みを支えられないのです。ひどい時には床に落とした物を拾う時にも左手で頭の重さを支えながら拾うという状態でした。病院にも通いました。リハビリの体操をやったり、首を機械で上の方に持ち上げる「牽引」というのもやりました。また背中全体を「ホットパック」で暖めるというのもやりました。水泳がいいと勧められたので水泳もやりました。幸か不幸か、それまで泳ぐ事ができなかったのに、泳げるようになったんです。 |
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02・4・27 イタチの毛
そうそう、筆で思い出しました。 |
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02・4・26 透明キャップ
画材屋さんのデザイン筆の売り場では、たいてい筆が立てて売られています。 |
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02・4・25 共通点
このホームページを持ってしばらくして、「3つの共通点を持つ」という方からメールをいただきました。 |
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